HOME赤名峠(国道54号赤名隧道旧道)
赤名峠(旧国道54号赤名隧道旧道) 6 
そうこうしているうちに,峠が近くなり茶屋跡の平地にたどり着く。

現在では植林されていて当時の面影はない。
飯南町によって建てられた説明板がある。

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案内板を過ぎて緩やかに峠は続く。頂上部は明治20年に完成した改修工事によって,1.4m切り下げられて現在の姿になっている。

両側には当時からあるものだろうか,低く長い石垣が続く。

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そして,広島県境へたどり着く。

県境にはかつて石柱が立てられていたそうだが,今は別の場所へ移築されている。

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振り返ってみると,直線で峠をこえていることがわかる。

改修前は1間1尺あまりの道であったそうだが,明治の大改修では3間幅に拡幅され,ルートも傾斜のゆるい道に付け替えられている。

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県境にはさび付いて読み取れない,白看板らしきものが残っている。
「町」の一文字だけが読み取れたので「赤来町」という看板であったのだろうか。

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