野田隧道 2 のだ 旧 県道別府山香線
大分県別府市
延長 64.0m  
幅員 6.00m  
竣工  1968年  
近くの柴石温泉で雨がやむのを待ち、現トンネルを経由して反対側の坑口へ回ってみる。野田トンネルの項でも触れたが、私有地になっているらしく土砂が積み上げられている。その端に旧道のアスファルトが奥に続いている。
その旧道の上には積み上げられた土砂から転がり落ちた石がごろごろしていて車では先に進めない。

しかも、この突き当りから先には道すらなくなっている。
ということは積み上げられた土砂の向こうに旧隧道があるのか?
土砂の山上から見下ろす坑口。上の写真のような石が斜面にもごろごろしていてうかつに下ろうとするとがつんがつんと大きな石が転がり落ちていく。

合同探索などだったらとても危険な場面だ。
達筆すぎて読み取れないけれども「発起人 ○○○○郎」であろうか。

もしかしたら改修前の何やらが面壁に埋め込まれているものかとも思う。
写真には写っていないが、貫通しているのは確認できる。ライトは持ってきていたがあえて通り抜ける必要もないかなあと写真だけ撮って撤退することにした。
坑口前には積み上げられた土砂から大小の石が転がり落ちている。

こちらの坑口ならのんびりと雨宿りも出来たであろう。9月でも木曜日でもなかったので何もありませんでしたが。
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位置  
高速自動車国道 一般国道 都道府県道 市町村道その他 廃隧道等