| *百木隧道 | ももき | - | |||||
| 大分県竹田市（荻町） | |||||||
| 延長 | - ｍ | ||||||
| 幅員 | - ｍ | ||||||
| 竣工 | - 年 | ||||||
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「新」百木トンネルが存在するということは、「旧」百木隧道も存在するはずと探し回って聞き込みの末発見した。といっても、新百木トンネルのすぐ側にごく普通に残っていただけである。 百木側の坑口上を水路が横切っているが、これは隧道と新トンネルの間にある「円形分水」によって分けられた水路の一つである。 |
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| 隧道は延長50ｍほどの古いものであるが、高さ、幅員とも普通車の通行を許すような大きさであり、農業用か林業用機械の通った車輪の跡も残っている。 しかし、勾配もきつく路面も荒れている。 |
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内壁で特徴的なのは、無理やりこそぎ取ったかのような何かの爪跡である。鑿で丁寧に仕上げてあるような隧道は多く見かけるが、このように機械で無理やり練りつぶしたかのような内壁は初めてである。 モルタルが塗りつけてあるのかとも思ったが、触ってみると凝灰岩の壁であった。おそらくは拡幅を試みて何らかの機械で削り取ったものだろう。 |
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| 百木と反対側は岩の壁に穿たれ、緑の林の中にある静かで美しい姿を見せている。 谷へ下っていく道はコンクリート舗装もされていて、自転車などでなら通行は可能であると思われるが急傾斜とヘアピンで下っていっているため、普通自動車では難しいだろう。 |
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| ←新百木トンネル | 陽目隧道→ | ||||||
| 位置 |  |
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