岩日北線記念公園その1 その1 その2 企画TOPへ

現在は,第三セクターで運営されている錦川鉄道は,かつて国鉄岩日線として,島根県の日原駅を目指して建設が進められていた。当面は島根県の六日市まで工事が行われ,トンネル,橋梁,路盤はほぼ完成,後は線路を敷いて駅施設を作ればよいところまで工事は進んでいた。

が,止まった。止まったままである。左の切符はちょうど工事が止まって岩日線廃止が言われだしたころ乗りに行ったときのものだ。

その未成線の錦町駅と雙津峡温泉駅の間は,岩日北線(がんにちきたせん〜アナウンスでもガイドでもそう言っていた。がんにちほくせんだと思うのだが。)記念公園として整備され,山口きらら博で使われた車両を転用した「とことこトレイン」が,観光客を乗せて走っている。


とことこトレインは,錦町駅を出発するとすぐに,園内最長の広瀬トンネルへ突入する。
この広瀬トンネルは,内部に蛍光石を使った壁画が描かれていて,それをブラックライトで照らしているものだから,なかなかきれいだ。きらら夢トンネルという愛称もつけられている。
車両はゆっくりと走り,一番の見所である真ん中あたりで一時停車して下車見学もできるようになっている。

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