トンネル入り口から市道までは20mほどで,東側より格段にアプローチが楽です。
西側坑門部には,鋼アーチと矢板が施工されていますが,天井には土かぶりがなく支保と言うより,落石防止に近いイメージです。いちど,大規模な崩落があったのかもしれません。
坑門部周辺はマサになっているため,少しずつ崩れてきているようですが,不安定な部分は一度取り除かれているようで,基本的には安定しているようです。
しかし今後,埋まったりするとしたらこちらがわでしょう。
金輪島隧道(仮称)訪問記  その4 その1 その2 その3 その4
とりあえずきた道を振り返ってみます。

長さは目測で200mくらいでしょうか。ほぼ直線です。
東側の入り口近辺と比較してこのあたりの西側入り口付近は,結構広くなっています。









金輪島は,陸軍の検疫所があったとなりの似島ほどではないものの,原爆による傷病者を受けいれた。隧道西側の市道脇にその慰霊碑が建っている。
ちなみに慰霊碑の後に見える電柱のあたりが坑門になります。


金輪島隧道(通常版)へ戻る

金輪島隧道訪問記 その3へ