蕪坂隧道訪問記1  蕪坂隧道 その1 その2 その3 その4 その5
二万五千分の一地図で津和野の町から裏山の峠を越える破線(幅1.5m未満)のトンネルがあることは地図上で確認していた。

破線記号の道路は,基本的に徒歩でしか通行できないが,それなりの長さを有しているこの隧道は一度通ってみなければと思っていたもののひとつである。

ということで,比較的入りやすそうな,奥津和野(西側からアプローチしてみることにした。)
現在では大規模が山を越えて東西を結んでいるが,その立派な二車線林道から,東へ入る舗装道路があり,すぐに二手に分かれる。

もちろん,案内標識も何一つない。このあたりだろうと,地図上で見当をつけて入っていくしかない。

で,林道からすぐのところにあるこの分かれ道どっちへ行く?右へ行く道は川に沿ってゆく普通の舗装道路である。
左手は,ダートで車の行き来は結構ありそうだ。
奥にはなにか小屋も見えるし,野焼きの煙も立っている。

よし,とりあえず方向はこっちくさい。
入ってみよう。
もしかして,この小屋へ入る道だったのか?

でも,左の荒れ道をもう少し走ってみることにした。
だんだん,わだちも薄くなってきます。また,路面には雑草がだいぶ生えています。

このまま草刈がされなければ,夏にはだいぶ難儀するのではないのでしょうか。

でも,これが蕪坂峠道なら一応町道だしなあ。ということで,いけるところまでいって見ることにしました。
とおもいつつ,調子に乗って走っていったら,いきなり竹が道に倒れてきていて塞いでいます。

確かに今年は,雪が多かったからなあ。原因はそれでしょう。これではさすがに車は通れません。

車はここに投げておいて,徒歩でもう少し先まで偵察してみることにしました。
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