羽山隧道訪問記  その3 その1 その2 その3 その4 その5 その6
そうして,切り立った岩壁のカーブを曲がると,突然オーバーハングした崖に穿たれた素掘りの隧道が現れる。

羽山第二隧道だ。崖に上る梯子のようなものは,落ちてくる水を受け止める屋根の支柱だ。(まさか落石防止工とは思いたくない。ちっちゃすぎるよ。)
岩が完全にせり出してきている。

路肩においてあるパイロンには何か意味があるのだろうか。まさかここに立つな。とか。
トンネル入り口から振り返ってみると,岩壁のせり出し具合というか,岩壁のすそを穿って車道が建設された具合がよくわかる。
中に進入すると出口が左に折れているのがわかる。

でも普通にカーブした出口とはちょっと感じが違う。
まずカーブが急すぎるし形もいびつだ。

これは?


出口が近づくとわかるのだが,明らかに天然の岩の割れ目がトンネルの出口になっている。

もっともトンネルを抜けてしまえば,岩の割れ目よりもっとすごいところがトンネルの出口になっていることがわかるのだけれども。


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